首にできるニキビの原因と予防法について

首の大人ニキビ

比較的、成人してから発症する率が高いことから、首ニキビは大人ニキビの代名詞とされています。思春期のニキビでは、首にできるものは珍しく、しこりのように硬く赤いというのが特徴のひとつでしょう。首周辺部は、顔に比べて皮脂線が少なく毛穴も開きにくいので、単に過剰な皮脂分泌が発症原因であるとは限りません。

 

首ニキビの主な原因は、ホルモンバランスの乱れといわれています。過度なストレス、生理前後などはホルモンバランスが乱れやすくなります。生理前後の女性は、男性ホルモンに似た働きをする黄体ホルモンの増加によって皮脂分泌が活発化するため、ニキビが出来やすくなります。

 

また冷えとも関係があるようです。体が冷えると、いろいろな病気の元にもなるので、夏にクーラーのきいたところで長時間過ごすことが多い人は、注意が必要です。体の新陳代謝はもちろん、肌の新陳代謝も崩してしまうことになります。

 

衛生面にも原因があります。首周辺部は汗をかきやすく、髪が触れやすい場所でもあります。夏場や運動後の汗をそのまま放っておくと、細菌が繁殖してニキビが出来やすくなります。それにシャンプーのすすぎ残しや埃、汚れのまとわりついた髪が首周辺部に触れるのもひとつの要因です。そのほかストレスや紫外線など、いろいろな要素が複合的に関わっています。

 

首は、顔などと違って、毛穴が開きにくい場所ではあるのですが、色素沈着を起こしやすいので、そのままにしておくとケロイド状になる危険性もあるので注意しましょう。

 

・首ニキビの対策
首ニキビの対策としては、まずは、肌を清潔に保つことです。毎日の洗浄を心がけ、目の届きにくい首筋などはとくに入念に洗い、シャンプーや石けんなどのすすぎ残しがないようにしっかりとぬるま湯で流しましょう。

 

また、埃や汚れが付着した髪による刺激は、首にとってあまり好ましいものではありません。清潔にしておくことはもちろんのこと、髪を結ぶなどして、首まわりへの刺激を軽減するようにしましょう。それでもできてしまったニキビ≠ノついては、なるべく手で触れないようにしましょう。しっかりと洗っているようでも手には細菌が多く患部を刺激するような行為はニキビを悪化させる元にもなりかねません。

 

しかし、首ニキビは外部からのケアでは治りにくいといわれています。首に発症した複数のニキビは、こまめな洗顔や市販薬による個人ケアだけでは治療が難しいケースも少なくありません。悪化する前にまず、皮膚科などの専門機関に受診することをおすすめします。