クレーター状にデコボコしたニキビ跡をキレイに消し去るには?

もしニキビ跡で肌が凹凸になってしまったら……

大人ニキビとクレーター

ニキビは赤くなったり腫れたりと、非常に悩ましい肌トラブル。しかも治ってからまだ「ニキビ跡」となって、トラブルをひきずることもあります。
ニキビ肌の方の多くが悩んでいる「ニキビ跡」は、軽い色素沈着程度であれば、肌の生まれ変わりとともに薄くなっていく可能性がありますが、いわゆる「クレーター」になってしまうと、通常のケアだけではなかなかキレイになりません。ですから、もしニキビ跡で肌が凹凸になってしまったら、できるだけ早く専門のケアを開始したほうがいいのです。

 

ここでは、ニキビ跡の主要な治療方法を、クリニックで行なうものから自宅でできるものまで、それぞれの長所と短所をふまえてまとめてみました。

 

レーザーでニキビ跡をキレイに

 

脱毛ですっかり有名になったレーザーですが、ニキビ跡の治療にも使われています。

 

どうしてレーザーで肌の凹凸がキレイになるの?

 

肌が凹凸になっている状態というのは、いわばその部分の肌が「治ることをやめてしまった」状態です。レーザーを照射すると、その部分の肌組織は小さなダメージを受けます。ダメージといってもヤケドになったり、本当に傷ができたりするわけではないのでご安心を。

 

さて、ダメージを受けた部分を非常に小さい範囲なので、隣接している「健常な肌」が、ダメージを修復しようとし始めます。そのため、レーザーを照射した部分は少しもりあがったような感じになり、その後、怪我をしたときと同じように、小さなかさぶたできます。そして、かさぶたがはがれたあとには、生まれたての新しいキレイな肌ができている、というわけです。

 

フラクショナルレーザーの概要

保険適用 保険適用なし
施術費用・回数 1回数万円〜 (コースで3,4回から10回など)
治療期間 4ヶ月(4回施術)〜1年(12回施術)
ダウンタイム(施術による腫れや赤みの回復) 施術当日から一週間程度は赤みが出たり、化粧水がしみるなどヒリヒリ感もあり。

 

レーザー治療の長所と短所まとめ

 

■長所
はっきりわかる凹凸でも、何度か治療を繰り返してキレイにすることが可能。

 

■短所
保険外治療なのでコストがかかる。
効果が施術者の技術に左右される面がある。
人によっては、麻酔クリームをぬっても痛みを感じることがある。
治療後1週間ほどは、赤みやかさぶたが残る。
治療後の再診や再治療に通わなければならない。

 

ケミカルピーリングでニキビ肌を改善

 

ケミカルピーリングは、酸の力を利用して、肌の古くなった角質をとりのぞく美顔方法です。肌表面をキレイにするだけでなく、肌の新陳代謝をアップして、過剰な皮脂を抑えることもできるので、ニキビ跡に効果があるだけでなく、ニキビができやすい肌自体の改善も期待できるのが特徴です。

 

ケミカルピーリングの概要

保険適用 保険適用なし
施術費用・回数 1回数万円〜 (コースで5回くらい)
治療期間 3ヶ月〜6ヶ月程度
ダウンタイム(施術による腫れや赤みの回復) 当日数時間は施術部分が赤くなることがあります

 

ケミカルピーリングの長所と短所まとめ

 

■長所
ニキビ跡の改善以外にも、総合的な美肌効果がある。
ニキビができにくい肌に近づいていく。

 

■短所
保険外治療なのでコストが高め。
ひりひり感が出ることがある。
ケミカルピーリング後の肌は薄く、デリケートな状態になっているため、保湿ケアやUVに気を使う必要がある。

 

ケミカルピーリング+ビタミンCがおすすめ

 

ケミカルピーリングをしたあとの肌は、美容成分がとても浸透しやすい状態になっています。特におすすめの美容成分はビタミンC。コラーゲンの再生を促し、皮脂をコントロールしてくれる働きがあり、抗酸化作用にも優れています。

 

ニキビ跡をセルフケアでキレイにする

 

ここまで、クリニックに通って行なう治療方法をみてきました。レーザーとケミカルピーリングに共通するのは「コスト」。忙しい方や、地域的に近くに信頼できる美容クリニックがない、といった場合にも以上2つの治療はあまり現実的ではないかもしれません。

 

ですが、実はピーリング、そしてその後のビタミンCケアまで、自分でできる方法があるんです。それも、特別な美顔器は必要なく、普通に手にはいる「ピーリングアイテム」と「ビタミンC化粧品」を使って行なうことができますから、購入さえできればすぐにでも始めることができるのも魅力です。もちろんコストもぐんと抑えることができます。

 

ピーリングアイテムはいろいろなタイプが市販されています。選ぶポイントは、はじめて使う場合は特に、あまり酸の濃度が高くないものにすること。洗顔しながらピーリングもできるソープタイプや、お風呂で使えるジェルタイプなど、自分にあったものを選んでみてください。クリニックでの治療のように、かさぶたができてはがれる、といった強烈な作用はありませんが、ビタミンCケアとあわせて地道に続けることによって、安全にニキビ跡をキレイにしていくことができます。

 

では、そのビタミンC化粧品について確認しておきましょう。一般的なビタミンC化粧品には「ビタミンC誘導体」が配合されています。けれどもビタミンC誘導体は、厳密にはビタミンCを作り替えたもの。できればビタミンCを直接肌に浸透させたほうが効果は確実といえるのですが、壊れやすいビタミンCを浸透させる技術がないと、ビタミンC誘導体に頼るしかない、というのが現状です。

 

どんなビタミンC化粧品を選んだらいいかわからないという方へ

 

ご説明した通り、おすすめはビタミンCそのままの「ピュアビタミンC」の美容液。もちろん、ビタミンCをきちんとお肌の深い部分に届けるための浸透技術が使われているもの、が条件です。